新着情報
 
・2024年12月3日-6日
 AsCA2024(クアラルンプール・マレーシア)において
 M2 平田理桜さん、 M1 近藤真梨子さん,
 M1 漆原良太さん、が口頭発表しました
 英語での発表、がんばりました
 
・2024年11月27日-29日
 分子生物学会(福岡)において寺本助教がポスター発表しました
 
・2024年11月23日
 学生フォーラム(農芸化学会西日本支部)において
 D2 田中槙之助さん、M2 平田理桜さん、 M1 近藤真梨子さん, 
 M1 漆原良太さん、 B4丸野泰央さんが口頭発表(英語)しました
 
 D2 田中槙之助さん、M2 平田理桜さんが優秀発表賞を受賞しました
 Link
 
・2024年11月18日-22日
 tRNA Conference(金沢)においてD2 児安 剛志さんがポスター発表しました
 
・2024年11月10日 福岡マラソン2024にM1 漆原良太さん、B4 大久保信宏さん、
 B4 前田憲人さん、B4 丸野泰央さん、B4 矢作浩太朗さん、B4渡邉観世さんが出場し、
 全員完走しました
 
・2024年11月6日-8日 日本生化学会大会で横浜(パシフィコ横浜)に行ってきました
 D2 田中槙之助さん、D1 森尚寛さん、M1 漆原良太さんの3名が発表しました
 生化学会2024
 
 M1 漆原良太さんが若手優秀発表賞を受賞しました  
 
・2024年11月5日
 応用生命化学分野 秋のソフトボール大会でした。
 予選敗退でしたが、がんばりました。
 
・2024年10月25日 
 病原性真菌の細胞壁合成酵素(ガラクトフラノース転移酵素)の立体構造解析について
 崇城大学の岡先生らとの共同研究成果が、卒業生の奥野さん, M2 平田さんらと一緒に
 PNAS Nexus誌に掲載されました
 https://doi.org/10.1093/pnasnexus/pgae482
 プレスリリース
 崇城大学プレスリリース
 
・2024年10月13日-14日 [アウトリーチ活動]
 サイエンスカンファレンス2024において、
 QFC-SPプロジェクトの指導学生がポスター発表しました
 
・2024年10月1日 3年生4名が新しく研究室メンバーになりました
 
・2024年9月27日-29日
 「内外環境応答・代謝酵素研究会」(和歌山)にて、寺本助教が口頭発表しました
 
・2024年9月27日-29日
 「第45回 蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム(福岡:志賀島)」
 における口頭発表で、D1森尚寛さんが若手最優秀発表賞を受賞しました 

・2024年9月25日-26日 講座旅行で佐賀に行ってきました
 SUPと陶芸を楽しみました
 
・2024年9月22日 [アウトリーチ活動]  
 河合塾福岡校(九大フェスタ)にて、高校生に対して
 「農学で学ぶ生命のしくみ」の講演をおこないました 

・2024年9月21日 [アウトリーチ活動]  
 GSjointセミナー(オンライン)にて、QFC-SPプロジェクトの指導学生が口頭発表し、
 優秀発表賞を受賞しました
 
・2024年9月19日-20日 農芸化学会2024年西日本支部大会で佐賀に行ってきました
 D1森尚寛さん、M1漆原良太さん、B4大久保信宏さん、B4 前田憲人さん、
 B4矢作浩太朗さんの5名が口頭発表しました
 
 D1森尚寛さん、M1漆原良太さんがそれぞれ優秀発表賞を受賞しました 
 Link
 
・2024年9月16日 [アウトリーチ活動]
 日本植物学会(宇都宮)において、QFC-SPプロジェクト
 での指導学生がポスター発表しました
 
・2024年9月11日
 第36回生物無機化学夏季セミナー(佐賀)にて、  
 D2の丸岡早紀さんがポスター発表しました
 
・2024年8月23日 [アウトリーチ活動]
 日本進化学会第26回(神奈川)において、QFC-SPプロジェクト
 での指導学生が優秀賞を受賞しました
 
・2024年8月3日(土) [アウトリーチ活動]
 九州大学オープンキャンパス
 多くの高校生が応用生命化学分野の紹介ブースを訪問してくれました
 
・2024年7月23日-26日
 The Protein Society 38th Annual Symposium 2024 (PS38) バンクーバー(カナダ)にて
 博士2年の丸岡早紀さんがポスター発表しました
 
・2024年6月29日
 第61回化学関連支部合同九州大会(北九州)に参加しました
 M1 中島美月さん, M1 近藤真梨子さん, M1 漆原良太さん, M1 浅野陽来さん,
 B4 渡邉観世さんがポスター発表しました
 https://godo-kyushu.jp/godo/index.html
 M1 浅野陽来さんが優秀発表賞を受賞しました
 http://nishinihon.jsbba.or.jp/awards/20240629-2.html
 
・2024年6月29日 [アウトリーチ活動]
 第61回化学関連支部合同九州大会(北九州)において
 QFC-SP指導学生(修猷館高校2年生)がポスター発表しました
 
・2024年6月22日
 日本生化学会九州支部例会(熊本大学)に参加しました 
 D1の森尚寛さんが優秀ポスター賞を受賞しました 
 
・2024年4月4日 
 D1の森尚寛さんらの
 バクテリアSungeidine生合成に関わる硫酸転移酵素の研究成果が
 Biochem Biophys Res Commun誌に掲載されました
 DOI: 10.1016/j.bbrc.2024.149891
 
・2024年4月1日 研究室メンバー更新 新メンバーでがんばります
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・2024年3月25日 卒業式 卒業おめでとうございます
 
・2024年3月8日 
 マウス硫酸転移酵素SULT7A1の持つ新たな硫酸転移反応の発見について
 宮崎大学の黒木先生らとの共同研究成果が
 PNAS Nexus誌に掲載されました 
 DOI: https://doi.org/10.1093/pnasnexus/pgae097
 九大プレスリリース (日本語での説明) 
 
・2024年3月4日 
 マンゴーの糖転移酵素(フコース転移酵素)について、
 佐賀大学の岡田先生らとの共同研究成果が
 Glycobiology誌に掲載されました 
 DOI:https://doi.org/10.1093/glycob/cwae015
 九大プレスリリース(日本語での説明)
 
・2024年2月29日 
 卒業論文発表会 B4の4名 
 (浅野陽来さん、漆原良太さん、
 近藤真梨子さん、中島美月さん) 
 しっかり発表できました 
 引き続き修士課程での研究、がんばりましょう
 
・2024年2月25日 
 我々のマダニ硫酸転移酵素の研究成果が
 日本経済新聞で報道されました
 記事へのリンク
  
・2024年2月19日 
 修士論文発表会 M2の6名 
 (青山玲也さん、和泉健太さん、
 坂本さくらさん、森尚寛さん、
 山田裕大さん、吉村美沙さん) 
 それぞれ立派な発表でした 大変お疲れ様でした
 
・2024年2月14日 
 M2の吉村美沙さん、M1の岩本祐香さん、
 B4の浅野陽来さん、B4の近藤真梨子さんらの
 マダニ硫酸転移酵素の研究成果が
 Journal of Biological Chemistry誌のCommunicationsとして掲載されました
 DOI:https://doi.org/10.1016/j.jbc.2024.105748
 九大プレスリリース(日本語での説明)
 
・2024年1月21日 [アウトリーチ活動]
 大隅基礎科学創成財団  小中高生と最先端研究者とのふれ合いの集い
    (九州大学医学部百年講堂)で生物物理化学研究室の体験ブースを展示しました
     ポスター
 
・2024年1月18日 
 九州大学工学部の尹先生らとの共同研究成果が
 Journal of Bioscience and Bioengineering誌に掲載されました 
 DOI:https://doi.org/10.1016/j.jbiosc.2023.12.015
 
・2023年12月25日 [アウトリーチ活動]
 大分上野丘高校の学生に対して「タンパク質・酵素の立体構造解析からわかること」の
 模擬講義をおこないました
 Link
 
・2023年12月17日 [アウトリーチ活動]
 世界に羽ばたく高校生の成果発表会(九大)において、QFC-SPプロジェクト
 での指導高校生が優秀賞を受賞しました
 
・2023年11月27日
 Roland Hartmann教授にセミナーをしていただきました

・2023年11月25日
 農芸化学会西日本支部第6回学生フォーラムで大学院生2名が発表しました
 農芸化学会西日本支部 
 
・2023年11月8日
 応用生命化学分野 秋のソフトボール大会で3位でした がんばりました
 
・2023年10月31日-11月2日
 第96回日本生化学会大会(福岡国際会議場)に参加しました 
 寺本助教と大学院生3名が発表しました
 日本生化学会
 M1 岩本祐香さんが若手優秀発表賞を受賞しました  
 Link
 
・2023年10月28日-29日 [アウトリーチ活動]
 グローバルサイエンスキャンパス(GSC)令和5年度全国受講生研究発表会において、
 QFC-SPでの指導高校生が科学技術振興機構理事長賞を受賞しました。
 GSCのサイトLink
 
・2023年10月18日 [アウトリーチ活動]
 GSjointセミナー(オンライン)にて、QFC-SPプロジェクトの指導学生が
 口頭発表しました
 
・2023年10月15日 
 M1の岩本祐香さんらと植物栄養学研究室との共同研究で
 植物グルコシノレート生合成に関わる硫酸転移酵素の研究成果が
 Biochem Biophys Res Commun誌に掲載されました
 
・2023年10月2日 3年生5名が新しく研究室メンバーになりました
 
・2023年9月30日 内外環境応答研究会特別集会で静岡に行ってきました
 内外環境応答・代謝酵素研究会
 
・2023年9月25日-26日 講座旅行で熊本に行ってきました
 
・2023年9月21日-22日 農芸化学会2023年中四国支・西日本支部合同大会で
 高知に行ってきました
 M1 平田理桜さんとM1 中島もも香さんが口頭発表しました
 農芸化学会西日本支部
    
・2023年9月7日
 第44回 蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム(宮崎)において、
 D1 児安 剛志君が最優秀ポスター賞、D1 丸岡 早紀さんが優秀ポスター賞を
 それぞれ受賞しました
 
・2023年9月1日 [アウトリーチ活動]
 日本進化学会第25回(沖縄)において、QFC-SPプロジェクト
 での指導高校生が優秀賞を受賞しました
 
・2023年8月24日-30日
 国際結晶学会(IUCR)でメルボルン(オーストラリア)に行ってきました
 M2 森尚寛さんとM1 岩本祐香さんがポスター発表しました
 IUCR2023
 
・2023年7月1日
 第60回化学関連支部合同九州大会(北九州)に参加しました
 大学院生2名とQFC-SP指導学生がポスター発表しました
 化学関連支部合同大会
 M1 岩本祐香さんが優秀発表賞を受賞しました
    Link
  
・2023年4月10日 講座開き 新メンバーでがんばります
 
・2023年3月20日 卒業式 卒業おめでとうございます
 
・2022年11月2日
 AsCA 2022(韓国 チェジュ島)で大学院生3名が発表しました。
 M1 吉村美沙さんが優秀発表賞を受賞しました
  AsCA
 
・2022年4月4日 講座開き 新メンバーでがんばります
 
・2022年3月23日 卒業式 卒業おめでとうございます  
 
・2021年12月14日
 寺本助教が令和3年度日本農芸科学会西日本支部奨励賞を受賞しました
    Link
 
・2021年12月 
 構造科学研究所News(広報誌)に本研究室の電子顕微鏡解析の成果が紹介されました
    リンク
 
・2021年10月29日 
 九大工学部、PFとの共同研究成果がCommunications Biology誌に掲載されました
    プレスリリース
 
・2021年10月4日 3年生5名が新しく研究室メンバーになりました
 
・2021年9月26日
 西日本・中四国・関西支部合同大会において、
 児安 剛志君が優秀発表賞を受賞しました
   LINK
 
・2021年9月24日
   ・ZHAO Qiru君が卒業しました
  おめでとうございます 
 
・2021年8月2日 寺本助教とM1の児安君の研究成果が
 Journal of Biological Chemistry誌に掲載されました
 九大プレスリリース
 PDF
 
・2021年4月5日 講座開き 新メンバーでがんばります

・2021年3月24日 卒業式 卒業おめでとうございます  
        
・2020年11月16日 Alex君が研究室メンバーになりました
 
・2020年10月2日 3年生6名が新しく研究室メンバーになりました
 
 
・2020年7月31日 寺本助教の研究成果がNucleic Acids Research誌に掲載されました
 九大プレスリリース
 LINK
  
・2020年4月6日 講座開き(遠隔) 新メンバーでがんばります
 
・2020年3月23日 卒業式 卒業おめでとうございます
 
・2019年10月1日 寺本助教と3年生6名が新しく研究室メンバーになりました
 
・2019年4月8日 講座開き 新メンバーでがんばります
 
・2019年3月20日 卒業式 卒業おめでとうございます
 
・2018年11月8日
 応用生命化学分野 秋のソフトボール大会で優勝しました
 
・2018年10月1日 3年生が新しく研究室メンバーになりました
 
・2018年8月1日 研究室が伊都キャンパスに移転しました
 
・2018年4月9日 講座開き
 リニューアルされたメンバーでがんばります
 
・2017年10月27日
 糖鎖科学コンソーシアムシンポジウムで発表しました
 LINK
 
・2017年10月1日 3年生が新しく研究室メンバーになりました
 
・2017年8月18日 
 ヒトタンパク質チロシン硫酸転移酵素の結晶構造と基質特異性の構造基盤に関する論文が
 Scientific Reports誌に掲載されました
 Open Journal
 
・2017年7月1日
 第54回化学関連支部合同九州大会に参加しました
 堀啓華さんが優秀発表賞を受賞しました(写真)
 
・2017年5月27日
 日本農芸化学会西日本支部例会(サッポロビール(株)九州日田工場)に
 研究室のメンバーで参加しました
 
・2017年4月5日 講座開き
 リニューアルされたメンバーでがんばります
 (2017講座開き
 
・2017年3月24日 卒業式
 卒業おめでとうございます
 (2017年卒業集合写真
 
・2017年3月6日 京都産業大学バイオフォーラム
 京都産業大学 総合生命科学部
 バイオフォーラム
 
 
・2017年3月3日 応用生命化学分野謝恩送別会
 (一次会二次会
 
・2016年11月25日〜27日
 生物物理学会(つくば市)に研究室のメンバーで参加しました
 生物物理学会ホームページ
 
・2016年11月17日〜18日
 日本結晶学会大会(水戸市)に研究室のメンバーで参加しました
 結晶学会ホームページ
 
・2016年9月15日〜16日
 日本農芸化学会西日本支部大会(長崎大学)に研究室のメンバーで参加しました
 日本農芸化学会西日本支部ホームページ
 
・2016年6月26日
 システム生命科学 夏の学校2016
 高校の理科の先生を対象に「タンパク質の立体構造解析」の
 講演を行いました
 
・2016年11月10日 応用生命化学分野 ソフトボール大会
 結果は3位でした
 
・2016年6月7日〜9日
 蛋白質科学会(福岡国際会議場)に研究室のメンバーで参加しました
 蛋白質科学会ホームページ
 
・2016年5月27日
 日本農芸化学会西日本支部例会(キリンビール福岡工場)に
 研究室のメンバーで参加しました (写真1,写真2)
 
・2016年5月19日 
 ピルビン酸転移酵素の結晶構造と基質特異性改変に関する論文が
 Scientific Reports誌に掲載されました 発酵化学研究室との共同研究の成果です
 Open Journal
 
・2016年5月13日 応用生命化学分野 ソフトボール大会
 結果は4位でした。全員参加で頑張りました (生化と合同の集合写真
 


九州大学大学院 農学研究院 生物物理化学研究室では
「遺伝子工学」によるタンパク質・酵素の生産
「生化学」による精製と活性測定等の機能解析
「X線結晶構造解析」と「クライオ電子顕微鏡解析」による立体構造解析
「レーザー光」を用いた分子運動解析
これらの情報と技術を融合させ、
タンパク質・酵素の機能解析と高機能化などを行っています

「構造生物学」を中心に研究しています

・化学ポータルサイト Chem-Station(ケムステ)のVシンポでの動画

動画のリンクは以下
「X線結晶構造解析とクライオ電子顕微鏡解析による酵素の立体構造解析」

 当研究室の研究内容の参考にしてください (2022/8/29)


「遺伝子工学」でタンパク質を大量生産します

大腸菌、酵母、カイコなど
最適なホストを利用

「生化学」により高純度に精製し、解析します

クロマトシステムを駆使して
高純度にタンパク質を精製し
活性測定や生化学的解析を行う

「X線結晶構造解析」と「クライオ電子顕微鏡解析」で原子分解能の立体構造を決定します

ロボットを使った結晶化
放射光X線による回折実験
ワークステーションによる構造計算

「レーザー光」により、タンパク質の分子運度を解析します

世界に誇る手作り
超高速時間分割蛍光解析装置と
高分解能顕微分光装置

構造生物学 (立体構造解析・X線結晶構造解析とクライオ電子顕微鏡解析)

 私達は、蛋白質が担っている化学反応、物質認識機構について、立体構造解析を通じて解明する「構造生物学」を行っています。生命現象における様々な化学反応および物質認識は、酵素を含めた蛋白質によって行われていますが、その立体構造がその反応性・基質特異性・認識特異性を決定しています。基質や反応阻害剤と結合した酵素の立体構造や、反応中間状態の立体構造など、『生きた状態』の蛋白質・酵素の立体構造を直接見ることで、反応や認識の詳細な情報を得ることが可能となります。
 研究対象は、特にヒトの持つ翻訳後修飾に関わる硫酸転移酵素と、ヒトや病原性細菌等の持つ糖関連酵素、そしてRNA関連酵素です。立体構造を決定するとともに、部位特異的変異による有用な酵素への改変、有効な阻害剤の基盤開発などを行っています。
 具体的的な研究テーマの一つは、遺伝病の原因酵素について、酵素が有効に働かない原因を立体構造の観点から解明し、その改善方法の開発を目指すものです。もう一つの具体例は、病原性細菌の生育に必須な酵素の立体構造解析を行い、有効な阻害剤(まったく新しいタイプの抗生物質)の開発の基盤研究を行うものです。
 
  

硫酸転移酵素の構造生物学

硫酸転移酵素は、タンパク質や、糖質、ホルモン、薬物等に硫酸基を転移し、代謝や分化、シグナル伝達を制御する酵素です。その中でも、タンパク質の翻訳後修飾としての硫酸化、ホルモン、神経伝達物質などの内因性物質や、薬物あるいは癌原物質などの外来性異物の解毒、排泄及び代謝的活性化としての硫酸化を担っている複数の硫酸転移酵素について研究を進めています。基質複合体の立体構造を決定することで、酵素の基質特異性の構造基盤と酵素反応メカニズムの詳細を明らかにすることを目指しています。
 

ヒトタンパク質チロシン硫酸転移酵素の基質複合体の活性部位
 

糖関連酵素の構造生物学

  主な対象酵素:  糖転移酵素(糖鎖合成酵素、シアル酸転移酵素)  糖分解酵素

 

 シアル酸転移酵素の基質結合状態の活性部位
 

RNA関連の構造生物学

 tRNA成熟化に関わる酵素
 
 

    tRNA-酵素複合体の結合部位
 
 


 バクテリアの持つtRNA成熟化酵素(12量体)のクライオ電子顕微鏡像
 

レーザー分光法によるタンバク質・酵素の構造機能ダイナミクス相関に関する研究

 ほとんど全ての生命活動の担い手であるタンパク質や酵素は、その働きによって 実に様々な動きを示します。作用機構に密接に関係するタンパク質の内部運動をレーザー光を用いた特殊な分光法により明らかにしています。
 

植物性蛋白質の構造機能ダイナミクス相関

物性生体防御蛋白質、光合成能率制御蛋白質など植物の生理機能に欠かせない蛋白質の形、働き、動きを光を通して的確に捉え、それらの情報を基により高度な機能を持つ蛋白質の設計創製を目指しています。
 

高等植物光合成系の初期光過程の物理的解明

高等植物の高い光エネルギー変換効率は光アンテナシステムから活性中心へのスムーズなエネルギー移動により支えられている。これらを担う集光性クロロフィル蛋白質、活性中心蛋白質及びその集合体の構造を明らかにする。同時に超高速光分光法を用いてエネルギー移動機構の物理的解明を目指しています。

タンパク質の分子認識と自己組織化(結晶化)機構

X線、中性子線による蛋白質立体構造解析に必要な高品位蛋白質結晶の作成法確立のための蛋白質の分子配列機構の解明とその制御法についての研究を行っています。

 

 

 
ヒトタンパク質チロシン硫酸転移酵素の活性部位のステレオ図
立体視(マジックアイの見方)すると、活性部位の立体的な配置がわかります

メンバー

スタッフ

・教授  角田佳充 
    Kakuta Yoshimitsu   
      研究者情報

  ・化学ポータルサイト Chem-Station(ケムステ)のVシンポでの動画

  動画のリンクは以下
  「X線結晶構造解析とクライオ電子顕微鏡解析による
  酵素の立体構造解析」

  当研究室の研究内容の参考にしてください (2022/8/29)


・准教授 西本悦子 
    Nishimoto Etsuko     
      研究者情報

・助教  寺本岳大 
             Teramoto Takamasa
      研究者情報

・テクニカルスタッフ 岡田あゆみ
     Okada Ayumi


教員の所属
九州大学大学院 農学研究院 生命機能科学部門 
 生物機能分子化学講座 生物物理化学研究室 

学生の所属 
九州大学 農学部 応用生物科学コース 

 応用生命化学分野 生物物理化学研室 
九州大学大学院 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 
 生物機能分子化学コース 生物物理化学研究室

学生

・博士2年 児安 剛志 Koyasu Takeshi (未来創造コース)
・博士2年 丸岡 早紀 Maruoka Saki (日本学術振興会特別研究員)
・博士2年 田中 槙之助 Tanaka Shinnosuke (社会人:アステラス製薬)
・博士1年 森 尚寛  Mori Takahiro  (未来創造コース)

・修士2年 岩本 祐香 Iwamoto Yuka
・修士2年 河野 海斗 Kawano Kaito

・修士2年 中島 もも香 Nakashima Momoka

・修士2年 平田 理桜 Hirata Rio 
・修士2年 山田 真秀呂 Yamada Mahoro

・修士1年 浅野 陽来 Asano Hirai
・修士1年 漆原 良太 Urushiihara Ryota
・修士1年 近藤 真梨子 Kondou Mariko
・修士1年 中島 美月 Nakashima Mizuki
・修士1年 宮下 千代乃 Miyashita Chiyono

・学部4年 大久保 信宏 Okubo Nobuhiro
・学部4年 豊田 滉太 Toyoda Kota 
・学部4年 前田 憲人 Maeda Kento
・学部4年 丸野 泰央 Maruno Yasuhisa
・学部4年 矢作 浩太朗 Yahagi Kotaro
・学部4年 渡邉 観世 Watanabe Miyo

・学部3年 川人 尚子 Kawahito Naoko
・学部3年 坂本 七彩 Sakamoto Aya
・学部3年 園下 善和 Sonoshita Yoshikazu
・学部3年 細田 未悠 Hosada Miyu


研究業績


2024年の論文

PNAS Nexus. 2024 October 25:page097.
Substrate binding and catalytic mechanism of UDP-α-D-galactofuranose: β-galactofuranoside β-(1→5)-galactofuranosyltransferase GfsA
Takuji Oka, Ayana Okuno, Daisuke Hira, Takamasa Teramoto, Yuria Chihara, Rio Hirata, Chihiro Kadooka, Yoshimitsu Kakuta

Biochem Biophys Res Commun. 2024   Jun 4:711:149891.
Crystal structure of activating  sulfotransferase SgdX2 involved in biodynthesis of secondary metabolite sugeidine
Takahiro Mori, Takamasa Teramoto, Yoshimitsu Kakuta
DOI: 10.1016/j.bbrc.2024.149891.

PNAS Nexus. 2024 March 4, 3(3):page097.
A new type of sulfation reaction: C-sulfonation for α, β-unsaturated carbonyl groups by a novel sulfotransferase 
Katsuhisa Kurogi, Yoichi Sakakibara, Takuyu Hashiguchi, Yoshimitsu Kakuta, Miho Kanekiyo, Takamasa Teramoto, Tsuyoshi Fukushima, Takeshi Bamba, Jin Matsumoto, Eiichiro Fukusaki, Hiroaki Kataoka, Masahito Suiko

Glycobiology. 2024 Feb 20:cwae015.
Crystal structure of mango α1,3/α1,4-fucosyltransferase elucidates unique elements that regulate Lewis a-dominant oligosaccharide assembly
Takahiro Okada, Takamasa Teramoto, Hideyuki Ihara, Yoshitaka Ikeda, Yoshimitsu Kakuta
DOI:https://doi.org/10.1093/glycob/cwae015

J Biol Chem. 2024 Feb 13;200(3):105748.
Crystal structure of tick tyrosylprotein sulfotransferase reveals the activation mechanism of the tick anticoagulant protein madanin
Misa Yoshimura, Takamasa Teramoto, Hirai Asano, Yuka Iwamoto, Mariko Kondo, Etsuko Nishimoto, Yoshimitsu Kakuta
DOI:https://doi.org/10.1016/j.jbc.2024.105748

Sensors and Materials 2004, 36(8) 3227-3238.
Orthogonality of α-Sulfoquinovosidase in Human Cells and Development of Its Fluorescent Substrate
Ryosuke Yoshida, Ryosei Kaguma, Ryosuke Kaneko, Ichiro Matsuo, Makoto Yoritate, Go Hirai, Takamasa Teramoto, Yoshimitsu Kakuta, Kosuke Minamihata, Noriho Kamiya
DOI: https://doi.org/10.18494/SAM4816

Journal of Bioscience and Bioengineering 2024 Mar;137(3):179-186. 
Disassembly and reassembly of the non-conventional thermophilic C-phycocyanin
Hung Khac Nguyen, Takuo Minato, Takamasa Teramoto, Seiji Ogo, Yoshimitsu Kakuta, Ki-Seok Yoon
DOI: https://doi.org/10.1016/j.jbiosc.2023.12.015

2023年の論文

Biochem Biophys Res Commun. 2023 Oct 15;677:149-154. 
Crystal structure of Arabidopsis thaliana sulfotransferase SOT16 involved in glucosinolate biosynthesis
Yuka Iwamoto, Seira Saito, Takamasa Teramoto, Akiko Maruyama-Nakashita, Yoshimitsu Kakuta 
 
Biochem Biophys Res Commun. 2023 Feb 5;643:105-110. 
Crystal structure of adenosine 5'-phosphosulfate kinase isolated from Archaeoglobus fulgidus
Tomoya Kawakami, Takamasa Teramoto, Yoshimitsu Kakuta

バイオサイエンスとインダストリー 81(3) 2023.
リボヌクレアーゼPの多様性・構造基盤と分子進化
寺本岳大, 児安剛志, 角田佳充

2022年の論文

J Biochem. 2022 Jan 7;171(1):23-25. doi: 10.1093/jb/mvab145.
Crystal structure of endocrine-disrupting chemical bisphenol A and estrogen-related receptor γ
Ayami Matsushima, Takamasa Teramoto T, Yoshimitsu Kakuta

2021年の論文

Commun Biol. 2021 Oct 29;4(1):1238. doi: 10.1038/s42003-021-02767-x.
Non-conventional octameric structure of C-phycocyanin
Takuo Minato, Takamasa Teramoto, Naruhiko Adachi, Nguyen Khac Hung, Kaho Yamada, Masato Kawasaki, Masato Akutsu, Toshio Moriya, Toshiya Senda, Seiji Ogo, Yoshimitsu Kakuta, Ki-Seok Yoon
Open


J Biol Chem. 2021 Jul 30:101028. doi: 10.1016/j.jbc.2021.101028. Online ahead of print.
Minimal protein-only RNase P structure reveals insights into tRNA precursor recognition and catalysis
Takamasa Teramoto, Takeshi Koyasu, Naruhiko Adachi, Masato Kawasaki, Toshio Moriya, Tomoyuki Numata, Toshiya Senda, Yoshimitsu Kakuta 
Open

Biochem Biophys Res Commun. 2021 May 21;562:15-20. doi: 10.1016/j.bbrc.2021.04.113. 
The crystal structure of mouse SULT2A8 reveals the mechanism of 7α-hydroxyl, bile acid sulfation
Takamasa Teramoto, Takeaki Nishio, Katsuhisa Kurogi, Yoichi Sakakibara, Yoshimitsu Kakuta

生化学 93(6) 857-861 2021.
リボヌクレアーゼPRNase P)の多様性とその構造基盤 
寺本岳大 , 児安剛志 , 角田佳充

2020年の論文

Nucleic Acids Research, Volume 48, Issue 21, 2 December 2020, Pages 11815–11826,
Pentatricopeptide repeats of protein-only RNase P use a distinct mode to recognize conserved bases and structural elements of pre-tRNA 
Takamasa Teramoto, Kipchumba J Kaitany, Yoshimitsu Kakuta, Makoto Kimura, Carol A Fierke, Traci M Tanaka Hall
 

FEBS Open Bio. 2020 Mar 14;10(7):1219-1229. doi: 10.1002/2211-5463.12837. 

Biochemical and structural characterization of a thermostable Dps protein with His-type ferroxidase centers and outer metal-binding sites
Takuo Minato, Takamasa Teramoto, Yoshimitsu Kakuta, Seiji Ogo, Ki-Seok Yoon

J Biol Chem. 2020 Apr 24;295(17):5807-5817. doi: 10.1074
Structural insight into the recognition of pathogen-derived phosphoglycolipids by C-type lectin receptor DCAR
Zakaria Omahdi, Yuto Horikawa, Masamichi Nagae, Kenji Toyonaga, Akihiro Imamura, Koichi Takato, Takamasa Teramoto, Hideharu Ishida , Yoshimitsu Kakuta, Sho Yamasaki

Chem Res Toxicol. 2020 Apr 20;33(4):889-902. doi: 10.1021
Evaluation of the Influence of Halogenation on the Binding of Bisphenol A to the Estrogen-Related Receptor γ
Keitaro Suyama, Shuhei Kaneko, Hitoshi Kesamaru, Xiaohui Liu, Ayami Matsushima, Yoshimitsu Kakuta, Takashi Okubo, Kazumi Kasatani, Takeru Nose
J Fluoresc. 2020 Jul 9. doi: 10.1007/s10895-020-02558-3. 
Cation Specific Effects on the Domain-Domain Interaction of Heterogeneous Dimeric Protein Revealed by FRET Analysis
Tomohiro Aoyama, Akane Kato, Etsuko Nishimoto

2019年以前の論文

J Fluoresc. 2019 Jan;29(1):231-240. doi: 10.1007/s10895-018-2332-2. 
Ligand-Induced Conformational Changes near the Active Site Regulating Enzyme Activity of Momorcharins from Seeds of Bitter Gourd
Chie Matsunaga, Yuuki Okada, Etsuko Nishimoto


Sci Rep. 2017 Aug 18;7(1):8776. doi: 10.1038/s41598-017-07141-8.

Structural basis for the broad substrate specificity of the human tyrosylprotein sulfotransferase-1.


Sci Rep. 2016 May 19;6:26349. doi: 10.1038/srep26349.

A rationally engineered yeast pyruvyltransferase Pvg1p introduces sialylation-like properties in neo-human-type complex oligosaccharide.

2015年以前の論文

2015
  • Conformational Change Near the Redox Center of Dihydrolipoamide Dehydrogenase Induced by NAD(+) to Regulate the Enzyme Activity
    T. Fukamichi, E, Nishimoto
     J Fluoresc, 25(3), 577-583 (2015)
2014
  • Sugar Binding Effects on the Enzymatic Reaction and Conformation Near the Active Site of Pokeweed Antiviral Protein Revealed by Fluorescence Spectroscopy 
    H. Nakashima, Y. Fukunaga, R. Ueno, E. Nishimoto
     J Fluoresc, 24(3), 951-958 (2014)
2013
  • Structural Characteristic of Folding/Unfolding Intermediate of Pokeweed Anti-viral Protein Revealed by Time-resolved Fluorescene 
    S. Matsumoto, Y. Taniguchi, Y. Fukunaga, H. Nakashima, K. Watanabe, S. Yamashita, E. Nishimoto
     J Fluoresc, 23, 407-415 (2013)
2012
  • A Distinct Binding Mode of Archaeal Ribonuclease P Proteins to RNA 
    M. Ishihara, E. Nishimoto, S. Yamashita, Y. Kakuta, and M. Kimura
     Biosci. Biotechnol. Biochem., 76(12), 2335-2337 (2012)
2011
  • Rotational Diffusion Analysis of Polyethylene Glycol Induced Protein Interactions 
    D. Takahashi, S. Yamashita, O. Prakash, and E. Nishimoto
     J. Phys. Chem. B, 115, 11786-11792 (2011)
2010
  • Multiple conformational state of human serum albumin around single tryptophan residue at various pH revealed by time-resolved fluorescence spectroscopy 
    T.Otosu, E. Nishimoto and S. Yamashita
     J. Biochem., 147(2), 191-200 (2010)
  • The structural mechanism of the inhibition of archaeal RelE toxin by its cognate RelB antitoxin
    M. Shinohara, J. X. Guo, M. Mori, T. nakashima, H. Takagi, E. Nishimoto, S. Yamashita, K. Tsumoto, Y. Kakuta, M. Kimura
    Biochemcal and Biophysical Research Communications, 400, 346-351 (2010)
  • The Quenching-Resolved Fluorescence Spectrum and Its Application to Studies of the Folding/Unfolding of Trypsin Inhibitor from Seeds of the Bitter Gourd
    S. Matsumoto, E. Nishimoto, H. Soejima, and S. Yamashita
    Biosci. Biotechnol. Biochem., 74(7), 1396-1402 (2010)
2009
  • Steady-State and Time-Resolved Fluorescence Spectroscopic Studies on Interaction of the N-terminal Region with the Hairpin Loop of the Phytocystain Scb
    K. Doi-Kawano, E. Nishimoto, Y. Kouzuma, D. Takahashi, S. Yamashita and M. Kimura 
    J Fluoresc. , 19, 631-639 (2009)
  • Fluorecence Decay Characteristics of Indole Compounds Revealed by Time-Resolved Area-Normalized Emission Spectroscopy
    T. Otosu, E..Nishimoto, and S. Yamashita 
    J. Phys. Chem. , 113(12), 2847-2853 (2009)
2008
  • The Unfolding of α-Momorcharin Proceeds Through the Compact Folded Intermediate
    Y. Fukunaga, E. Nishimoto, T. Otosu, Y. Murakami and S. Yamashita 
    J. Biochem., 144, 457-466 (2008)
  • The Heterogeneous Packing in the Folding/unfolding Intermediate State of Bitter Gourd Trypsin Inhibitor
    D. Takahashi, S. Matsumoto, E. Nishimoto, T. Otosu, S. Yamashita 
    Biosci. Biotech. Biochem., 72, 1498-1505 (2008)
  • Protein-Protein Interaction on Lysozyme Crystallization Revealed by Rotational Diffusion Analysis
    D. Takahashi, E. Nishimoto, T. Murase, S. Yamashita 
    Biophys. J., 94, 4484-4492 (2008)
2007
  • Spectrally- and Time-resolved Fluorescence Spectroscopic Study on Melittin-Calmodulin Interaction
    T. Otosu, E. Nishimoto, S. Yamashita 
    J. Biochem., 142, 655-661 (2007)
  • The Partially Unfolded State of β-Momorcharin Characterized with Steady-state and Time-resolved Fluorescence Studies 
    Y. Fukunaga, E. Nishimoto, K. Yamashita, T. Otosu, and S. Yamashita 
    J. Biochem., 141, 9-18 (2007)
2006
  • Thermal Unfolding Process of Dihydrolipoamide Dehydrogenase Studied by Fluorescence Spectroscopy
    E. Nishimoto, Y. Aso, T. Koga, S. Yamashita 
    J. Biochem., 140, 349-357 (2006)


 

2015年以前の学会発表

2015
  • 日本生物物理学会第53回年会 2015.09.13
    • アルコール脱水素酵素のサブユニット間相互作用に及ぼすホフマイスター効果
      青山 知弘 西本悦子
    • アメリカヤマゴボウ抗ウイルスタンパク質におよぼす糖結合の影響
      奥野 綾菜 , 上野 遼介 , 岡田 裕希 , 西本悦子
    • Momorcharinの酵素活性を制御する活性部位近傍の特殊なコンフォメーション
      岡田 裕希 , 奥野 綾菜,  西本悦子  
    • 高速時間分割蛍光異方性によるタンパク質間相互作用の解析
      加藤 茜 , 西本悦子
2014
  • 日本生物物理学会第52回年会 2014.09.27
    • タンパク質間相互作用に及ぼすホフマイスター効果
      青山 知弘 西本悦子
    • 回転および併進運動から観たタンパク質間相互作用  
      加藤 茜 , 西本悦子
2013
  • 日本生化学会九州支部例会(2013.5.18-19) 佐賀
    • 高速時間分割蛍光法によるタンパク質のコンフォメーション・揺動運動の解析
      西本悦子
  • 第51回年会日本生物物理学会(2013.9.28-9.30) 京都
    • リポアミド脱水素酵素のフィードバック制御機構
      The feedback regulation mechanism of dihydrolipoamide dehydrogenase
      深道友恵, 中嶋寛倫, 西本 悦子
    • 一分子蛍光法によるリポアミド脱水素酵素の作用特性の解析
      Enzyme reaction of Dihydrolipoamide revealed by single molecular fluorescence detection method
      中嶋寛倫, 親川司, 西本 悦子
2012
  • 日本農芸化学会2012年度会(2012.3.22-25) 京都
    • Pokeweed antiviral proteinのコンフォメーション・ダイナミクスに及ぼすNAGの影響
      中嶋寛倫、福永幸裕、渡辺啓一、山下昭二、西本悦子
    • 超好熱古細菌RNasePタンパク質のRNA作用様式の解析
      石原雅人、西本悦子、山下昭二、角田佳充、木村誠
  • 第50回年会日本生物物理学会(2012.9.22-9.24) 名古屋
    • Regulatory Mechanism of the fluorescence emission from Green Fluorescent Protein Chromophore
      鳥井 淳平, 山下 昭二, 西本 悦子
    • PAPの酵素活性制御因子としてのトリプトファン残基近傍のコンフォメーションとダイナミクス
      The dynamics and conformation of Trp208 and Trp237 as regulation factor of enzymatic activity of Pokeweed Antiviral Protein
      中嶋 寛倫, 福永 幸裕, 渡邉 啓一, 山下 昭二, 西本 悦子
2011
  • 第49回年会日本生物物理学会(2011.9.16-9.18) 兵庫
    • 2H-1512 Trp-Trp間エネルギー移動とPAPのfolding/unfolding研究への応用
      Trp-Trp energy migration and its application to the folding/unfolding of Pokeweed Antiviral Protein
      福永幸裕、西本悦子、淵田直樹、渡辺啓一、山下昭二
  • 日本農芸化学会2011年度会(2011.3.25-28) 京都
    • Pokeweed antiviral proteinのTyr-Trp, Trp-Trp間エネルギー移動
      谷口由佳、福永幸裕、西本悦子、渡辺啓一、山下昭二
  • 第48回化学関連支部合同九州大会(2011.7.9) 北九州
    • Topological studies on the unfolding process of pokeweed anti-viral protein
      谷口由佳、福永幸裕、淵田直樹、渡邉啓一、山下昭二、西本悦子
  • 第84回日本生化学会(2011.9.21-24) 京都
    • Pokeweed Antiviral Proteinの構造・ダイナミクス・活性相関
      谷口由佳、渡邉啓一、福永幸裕、淵田直樹、山下昭二、西本悦子
2010
  • 第48回年会日本生物物理学会(2010.9.21-9.22) 仙台
    • 1P-047 Fluorescence spectroscopic characterization of folding/unfolding intermediate of ribosome-inactivation protein
      福永幸裕、西本悦子、淵田直樹、渡辺啓一、山下昭二
    • 3P-022 ニガウリロリプシンインヒビターにおけるTrp-Trp間エネルギー移動
      Domain-domain interaction of GFP-GST fusion protein
      溝江友紀、西本悦子、山下昭二
  • 日本農芸化学会2010年度会(2010.3.27-30) 東京
    • 3AFp18 タンパク質合成抑制因子・RelEのC末端塩基性アミノ酸の役割
      篠原雅明、郭巾旭、森美佐子、中島崇、西本悦子、山下昭二、木村誠
  • 日本蛋白質科学会(2010.6.16-18) 札幌
    • 1P-047 古細菌トキシン(aRelE)のアンチトキシン(aRelB)による阻害機構
      中島崇、森美佐子、郭巾旭、篠原雅明、西本悦子、山下昭二、津本浩平、角田佳充、木村誠
2009
  • 第47回年会日本生物物理学会(2009.10.30-11.1) 徳島
    • 2P-035 GFP融合蛋白質 GFP-GSTのナノ秒回転ダイナミクス
      Nano-second rotaional dynamics of GFP-fused protein, GFP-GST
      鈴居詠之郎、西本悦子、溝江友紀、山下昭二
    • 2P-036 ニガウリロリプシンインヒビターにおけるTrp-Trp間エネルギー移動
      Tryptophan-tryptophan energy transger in bitter gourd tyrpsin inhibitor
      副島洋典、西本悦子、山下昭二
2008
  • 日本農芸化学会2009年度会(2009.3.27-29) 福岡
    • 3SY02-2 高速時間分割蛍光法によるタンパク質の水和、コンフォメーション、揺動運動の解析(シンポジウム)
      山下昭二、乙須拓洋、西本悦子
    • 2P0254B 時間分割蛍光法によるsGFPの分光的特性の解明
      鈴居詠之郎、西本悦子、山下昭二、松岡健
    • 2P0228B リボソーム不活化タンパク質ルフィンのフォールディング/アンフォールディング過程
      松本小弥花、西本悦子、村上泰隆、山下昭二
  • 第46回年会日本生物物理学会(2008.12.3-5) 福岡
    • 2P087 リフォールディングモモルチャリンの構造とダイナミクス
      The conformation and dynamics of the refolded momorcharins
      村上泰隆、西本悦子、乙須拓洋、山下昭二
    • 2P091 蛍光法による酸性条件下での蛋白質変性中間体解析
      The fluorescence spectroscopic characterization of the protein folding/unfolding intermediate state in the acidic condition
      乙須拓洋、西本悦子、村上泰隆、山下昭二
  • 日本農芸化学会西日本支部大会(2008.9.19-20) 長崎
    • A9a リボゾーム不活化蛋白質モモルチャリンのリフォールディング
      村上泰隆、乙須拓洋、西本悦子、山下昭二
    • A10a ワサビペルオキシダーゼ活性中間体におけるTrp-Heme間相互作用
      古屋由紀子、西本悦子、山下昭二
2007
  • 日本農芸化学会2008年度年会 (2008.3.27-29) 名古屋
    • 2A07a13 生体防御蛋白質momorcharin活性部位近傍におけるTyr-Trp間共鳴エネルギー移動
      村上泰隆、西本悦子、高橋大輔、乙須拓洋、山下昭二
  • Joint Meeting of the Biophysical Society 52nd Annual Meeting & 16th IUPAB International Biophysics Congress 2008 Feb. 2-6 Long Beach California, USA
    • 1608-Pos Conformational Heterogeneity of L-Tryptophan Revealed by Spectrally Resolved Fluorescence Decay
      The conformation and dynamics of the refolded momorcharins
      T. Otosu, E. Nishimoto, S. Yamashita
  • 第45回年会日本生物物理学会 (2007.12.21-23) 横浜
    • 2P030 プロテアーゼインヒビター、シスタチンにおける活性制御要因としてのN-terminal motion
      The N-terminal motion of protease inhibitor, cystatin as the activity regulation factor
      宮崎義史、高橋大輔、西本悦子、山下昭二
    • 2P046 時間分割蛍光法によるRNase T1中Tryptophan残基の複数の誘電緩和特性に関する研究
      Time-resolved fluorescence study on multiple dielectric relaxation properties of single tryptophan residue in RNase T1
      乙須拓洋、西本悦子、宮崎義史、山下昭二
    • 3P073 回転拡散運動からみたタンパク質相互作用:ポリエチレングリコールの作用
      Effects of polyethylene glycol on protein interactions revealed by rotational diffusion analysis
      高橋大輔、西本悦子、山下昭二
2006
  • Fifth East Asian Biophysics Symposium & Biophysics Society of Japan (2006.11.12-16) 沖縄
    • 1P-595 The protein rotational dynamics during the lysozyme pre-nucleation process
      Daisuke Takahashi1, Toshiaki Koga2, Etsuko Nishimoto1, Shoji Yamashita1
      1Institute of Biophysics, Faculty of Agriculture, Graduate school of Kyushu University, 2National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) Kyushu
    • 2P-009 Fluorescence spectroscopic studies on the structure-dynamics-function correlation of ribosome-inactivating protein
      Yukihiro Fukunaga1, Etsuko Nishimoto1, Takuhiro Otosu1, Katsumi Yamashita2, Shoji Yamashita1
      1Institute of Biophysics, Faculty of Agriculture, Graduate school of Kyushu University, 2NEC soft
    • 2P-010 Fluorescence spectroscopic study on the CaM-target protein interaction -Interaction with melittin
      Takuhiro Otosu, Etsuko Nishimoto, Yukihiro Fukunaga, Yoshifumi Miyazaki, Shoji Yamashita
      Institute of Biophysics, Faculty of Agriculture, Graduate school of Kyushu University


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基礎生化学 I(農学部2年生 春学期)
 
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生物物理化学特論 (大学院生 秋学期)
 
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生物化学 I (農学部2年生 秋学期)
 
 moodle上
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生物物理化学 I & II(応用生命化学分野 学部3年生 春夏学期)
 
 
・タンパク質のアミノ酸配列比較
   ClustalW
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・タンパク質の立体構造比較
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